ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2008年9月22日月曜日

R.O.D -the TV- #26 それから

  • 鉄腕バーディー decode OP CDS tyoe 2 / 鉄腕バーディー decode ED CDS
  • 鉄腕バーディー decode DVD 1 しおんバージョン

「違うわ.ジェントルメンが蘇って新時代宣言をなさったら,わたしたちの脳もフォーマットされる」 © ウェンディ・イアハート.それって,どんな『ガン×ソード GUN SWORD』ですか! (笑).いつからこんなバカ・アニメになったんだ.え〜と似てるのは……『フーコーの振り子』か!

最終回.中 CM なしで頑張ってる割りには何だったかな〜的印象.まぁ,すでに前回で往年の角川映画みたいになっちゃってるしな.ところで,本作の謳い文句は「本格文系アクションアニメーション」.こういうフレーズを目の前にブラ下げられたら,凄ごくアクロバティックな論理展開の連続,いわば禁じ手乱発の論理のアクションを期待してしまう訳だが,それって完璧に間違いでしたな.詐欺だろ,それって (笑).ジョーカーさん側も読子側も相手方に喋らせ過ぎですわね.ま,喋らせないとお話にならんのは判るけど.読子さん,ヘタレ過ぎです.あと,ま〜ビジュアル的な要請に従った結果なんだろうけど,やっぱ出て来る「最終回にうねうねぐちゃぐちゃするでっかいモノ」.これも同じで何だかな〜.で,あのデッカい英知波アンテナって何.ジュニアにジェントルメン (ちなみに複数形) をインストールするのにほんとに要るの? 要らんだろ (笑).ねねね が レヴィ みたいに下書き原稿の束を引っ張り出すシーン,どう見てもノー・ブラです (笑).んなトコに目が行くなんて集中力を欠くな〜 (笑).倒れたアニタの身体表面から紙片がぱらぱら.三姉妹の戦闘服って紙製なのか! でもな,あれだけオーウェル的世界の言及があったから,最後の最後でこちらを覗き込むジョーカーさんとウェンディさんのアップが出て来るんではとヒヤヒヤもんでしたわね.その場合,覗き込まれている方は間違いなくジュニア.

ラストのスタッフ・ロールがめちゃ速くて一時停止しないと読めやしない.何か尻に帆掛けてみたいな意図的なモノを感じるんだが (笑).で,結局元の世界に戻ったらしい.どうやったかは知らん.なんでナンシーさんはインドにいるの? 久し振りに実家に帰ったドレイクが娘と逢うシーン,なんか『Kurau Phantom Memory』のダグを思い出した.これ (『Kurau』),廉価版箱出ないのかな,待ってるんですけど〜.ドレイク,右手に何を抱えてるんだ (笑).水没した聖母マリア像の台座に刻まれた MAM の三文字[初出はけっこう前の方だけど, Maggie Mui (Michelle Cheung), Anita King, Michelle Cheung (Maggie Mui) の頭文字を並べたもの.哺乳類 mammal の略ではない (笑).最初の M がマギーなのかミシェールなのかは知らん.].このマリア像って香港水没時のモノだったっけ,それとも三姉妹結成時にまで遡るんだったっけ.どっちにせよ,その時点以降の記憶が足掛かりになるということなんだろうけど.あらかじめ 教えられてた んだけど ED1 の栞の人物, ED2 のシルエットは結句判らず.麦わら帽子を被ってるのはアニタだけなんで片一方 (右) がアニタだろうけど.このときアニタは鞄を抱えているので, ED1 に出て来る鞄はコレだと思う.んでもってだな,このテレビ・シリーズが三姉妹による「氏より育ち」の話だとするなら, ED1 の栞人はミシェール, ED2 の麦わら帽子がアニタでチューリップ・ハットの方がマギーではないかと.

R.O.D -THE TV- はフジテレビで四年半ぐらい前に Gunslinger Girl 第一期 と同時期にやってたんだけど,さすがにアレには勝てんとしても,充分に面白かった部類に入る.とくに前半部は秀逸.後半は風呂敷の広げ方を間違ってたような気がするが,強引に畳んでしまった.その力技はけっこう凄いかも.あ〜,それから第三話「神保町で逢いましょう」は 2003, 4 年頃の神保町靖国通の貴重な資料になるかも.

そういや,コレの制作は J.C.Staff.今やってる『隠の王』の制作もここ.隠の方を見りゃ佳く判るが,背景が『少女革命ウテナ』や『忘却の旋律』を彷彿とさせる.

2 件のコメント:

  1. どうも、申し訳ない。ゴメンなさい、予想以上にENDが省略されてました。 自分は予めDVD版で観て、TV版は「打ち切り」後補完がなく、知らなかったのですが、だいぶ構成が違ったようです。DVD版では、最終話30分を超えでしたので、何処かを端折るとは思いましたが、結構、後日談部分の中でも重要部分を省略&台詞・音声OFFにしてたので、これじゃ分からん…ってのも無理ない話し。 一応、ご推測の『三姉妹による「氏より育ち」の話』は当たりですが、担当分けは、ミシェール:前期EDアニタ:後期ED(隣は、久美が正解)マギーは、実はOPの女体担当では? 多分、これもJ.C.Staff制作なので「続編を作れる終わらせ方」をしてるので、姉二人はともかく、アニタ・久美(自説をゴリ押ししるなら)西園(妹)で、女子中学生三人組のドタバタ珍喜劇を、作る流れがあったんじゃないかな?、という邪推をしました。(その後出たドラマCDが、そんな感じですし、ネタ的には、その後の「かみちゅ!」に発展継承&発展的解消された感じでは?)

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  2. >予想以上にENDが省略されてました。...結構、後日談部分の中でも重要部分を省略&台詞・音声OFFにしてたので、これじゃ分からん…ってのも無理ない話し。道理で判らんはずです.理解度が足りんのかと思ってましたので,ちょと安心しました (笑).>隣は、久美が正解久ちゃんですか! まったく予想もしとらんかったです.へぇ〜.後半の方,何かというとアニタはマギーに引っ付いていたので,てっきりマギーだと思うちょりました.>女子中学生三人組のドタバタ珍喜劇『かみちゅ』よりも『まなびストレート!』を思い出しました.たははは orz.ところで「自分史を取り戻す旅」に赴いているナンシーさんですが,無事にリストアできるんですかね (笑).一度インド (エジプトでも可) に行くと人間変わるとか言いますし.

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