ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2007年10月18日木曜日

ひぐらしのなく頃に解 #15 祭囃し編 其の弐 蠢き

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「わたしがお爺ちゃんを神にしてみせるから」 © 鷹野三四.

鷹野,うまく逃げおおせたかと思ったが,いったん連れ戻されたか.なんでだろ.その分だけ救い主としての高野の重要度が増すわけで,う〜ん,自由意志による自己救済などあり得ないということを強調するためだろうか.美代子を三四としたのは鷹野自身.ここで運命が変わったということの認識あるいは決意表明だろうな.その高野は「東京」との関連がある.大佐と呼ばれている小泉がスポンサーか.高野の脳内寄生虫説研究は,,雛見沢症候群を表に出したくない「東京」政治部の隠蔽工作に巻き込まれて,「ユニークな雛見沢の信仰に心酔するあまり科学的範疇から逸脱しているように見受けられます.神秘的分野を研究する人間には佳くあり得ることですよ」と葬り去られる.まるでエゾテリスム扱い (笑).

運命を変える十円玉.脱走者への罰は,水を呑めないアヒルの刑,潰れた芋虫の刑,手足をもがれた豚の刑,なんか凄い名前.

鷹野と羽入の開戦は,診療所の診療開始一ヶ月前.古手神社を訪れ,賽銭箱に昭和四十八年の「十円玉」を投げる鷹野に対し,羽入が宣戦布告する形でなされる.え,鷹野は羽入が見えてるの? 羽入がオヤシロさまだと知ってたんかよ!

もともと,鷹野は高野の遺志を継ぐ形で,オーソドキシーから異端妄想扱いされていた高野の脳内寄生虫説の正当性を明らかにするために雛見沢症候群の研究を引き継いだと思っていたが,現象に介入することを辞さなくなったのはなぜだか判らない.というか真理かどうかなどは最初から関係なくて,ひたすらに高野であれ鷹野自身であれ神を生み出すことが目的だったのか.そうだとするなら鷹野は最初 (脱走時に神に呪詛の言葉を吐いた時点) からダーク・サイドに堕ちていたことになる.

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