大江戸ロケット #26 なんだかんだのリフトオフ

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「ばっきゃろう，月に来たのは江戸っ子の方が先なんだよ」 © 玉屋清吉．をいをい，いったいいつからグランド・フェンウィック大公国になったんだ (笑)．

二クールは長過ぎるだの，物語を舐めんじゃねぇだのと文句言いながら楽しんで来た本作もいよいよ最終回．いや〜，前回のおりくの台詞がこんなにストレートな形の伏線だったとは．知っていたのは天鳳と天天を含む現場の連中だけ．なるほどなるほど，やはり最後期 (水野忠邦老中首座御役御免なんで 1843 年 9 月) とはいえ江戸時代のテクノロジーではさすがにロケット打ち上げは無理だろうという予想も満足するスペシャル仕様 (笑)．どことなく人間離れしていた隅のご隠居はやはり宇宙人で FA．乗って来たのはアダムスキー型の「空飛ぶ円盤」．〆は月で (文字どおり) 打ち上げ (笑)．ところで，位置を特定してソラを迎えに来ることが出来るんなら，連絡が途切れた時点でさっさと出来ただろうに．とツッコミ入れるのはナシですか，やっぱり

大きな欠点はない代わりに目立つ特色もなく，「地味〜に，地味〜に」 © ミリア・ハーヴェント，進行して来た全二十六話，けっきょく，いちばんカッチョ佳かったのは赤井西之介だったな〜．終盤で官僚本来の姿に豹変した遠山左衛門尉景元はともかく，首尾一貫していた鳥居耀蔵甲斐守忠耀は憎めない男であるよの〜．それもこれも清吉に主人公としての自覚が足りないからだ (笑)． OP なしで A パートのラストでサブ・タイトルが表示されるスタイルは第一話と同じ．その時点ではかなり期待してたんだけどな．けして悪くはないんだけど，予想より小粒だった．