ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2006年4月8日土曜日

ひぐらしのなく頃に #01 鬼隠し編 其ノ壱 ハジマリ

  • Black Lagoon 番宣 / 川田まみ CD / ひぐらしのく頃に OP CDS / ひぐらしのく頃に DVD 1
  • ひぐらしのく頃に OP CDS / ひぐらしのく頃に DVD 1 (各二発目)

昇格したんで以下再録.

テレビアニメ「ひぐらしのなく頃に」公式ホームページ

「知らない」 © 竜宮レナ & 「なかった」 © 園崎魅音.この二つの台詞,実際にお話の中で体験せんと凄みが伝わって来ん.この二つを聞いた瞬間に,ブラックウッドの『いにしえの魔術 (Ancient Sorceries)』とか『邪悪なる祈り (Secret Worship)』の世界が垣間見える.

原作未詳. avant,いきなり撲殺シーン.刃物じゃなくて金属バット (?) のように見えるので斬殺ではなくて撲殺だろうと思うんだが.被害者は複数.時期は昭和 58 年 6 月.この攫みは万全ですな (笑).んで えい子 先生の OP を挟んで A パート,「無知な主人公と脳ミソが足りん女ども」という手垢の付いたフォーマット.「何じゃこりゃ!」感を振りまきつつお話が進められて行くんだが,実は女どもが「何かを隠すために脳ミソが足りん振りを装」っているのが少しずつ判るように展開されていて,いやぁ,参りました.オモロいです.今んとこ,期待度一位かな.まぁ途中に挟まれる CM で「山奥の閉ざされた村,雛見沢.そこで起こる謎の連続殺人事件.その裏側にあるものは?」 © 竜宮レナ とかネタバレしてるんで,只のノータリンじゃないのは判るようになってんだけど.

無知な主人公は前原圭一.これがワトソン役.と,思うが,実は記憶を封印されたホームズであるという仮定も保留しておく.取り囲む巫女どもは,先の二人に加えて,古手「蘭花」梨花と北条「ヴァニラ」沙都子.ヴァニラさんがまともに喋ってるのは初めて聞いたような気がする (笑).圭一の母親の前原藍子は置いといて,もう一人妖し気なのがフリーのカメラマン富竹ジロウ.どうも巫女どもを統べる神官のような気もするが.

序盤の今んとこ,「封印」は圭一に掛かるものと事件に掛かるものの二種類が考えられるんだが,それを解く呪文であるらしい「さぁねぇ.昔殺して埋めたバラバラ死体でも確認してるんじゃないんすか」が開いたのはどっちだろう.前者かなという気がするが,それだと「実は記憶を封印され」ているという前提が必要になる.まだ判んないや.

CM で言ってる「連続殺人事件」ってのは,ある期間内にが〜っと殺して回るモノではなくて,どうも一年周期とか定期的に起きる殺人事件らしい.こういうのって「連続殺人」と呼称するんかね.ま,そういう訳なんで,真っ先に連想した昭和 13 年 5 月の津山事件のことはとりあえず棚上げ.

更に追記:1983 年 (昭和 58 年) の金属バット殺人事件; 2006.04.13

アバンで圭一が殴り殺していたのはレナと魅音らしく」と記載していた 甘噛みさん のところにコメント付けた後に avant の撲殺シーンを見直してみた.このシーンに登場する三人 (一人と二体) が,現在の本編中の主要登場人物だと仮定すると,手前左側に転がってるのは魅音のようだが,奥の右側は佳く判らん.髪型ぐらいしか判らんし.まぁ,梨花と考えるのが妥当か.犯人はむろん圭一.こちらは「魅音と梨花」説を立てておこう (笑).

「金属バット殺人事件」ですぐに思い出すのは, 1980 年 (昭和 55 年) の 神奈川金属バット両親殺害事件 だろう.こちらは家庭の構成員が空虚化された家庭構造に復讐される事件.

以下はみな劇作家の著述.

  • 別役実 "犯罪症候群", 三省堂, 1981, p. 194.
  • 山崎哲 "事件ブック", 春秋社, 1989, ISBN4-393-33124-9, p. 4, p. 109
  • 岸田秀, 山崎哲 "浮遊する殺意", 晩成書房, 1990, ISBN4-89380-112-0, p. 168.

『浮遊する殺意』, p. 169 には「家族を殺す場合,なぜかいつも金属バットですね」という山崎哲の発言がある. 1988 年,目黒で起こった,中学生が両親と祖母を刺殺した事件でも,まず金属バットで殴って動けなくしてから刺した.「家族」という枠組みを破壊するためには,ナイフのズブリという感触よりもバットによるガツンとした手応えが必要とされるんだろうか.つまり,「切り裂く」のではなく「叩き壊す」.

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