ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2006年4月8日土曜日

しにがみのバラッド。 #06 こころのたび。

  • 半分の月がのぼる空 DVD 1
  • しにがみのバラッド。 DVD 1 / しにがみ通信。

「わたしが運ぶ魂には,命ある限り精いっぱい生きて欲しいんだ」 © モモ.

淡々と続いて来たシリーズもいよいよ最終回.もともとがあんまり小難しいお話を展開するシリーズじゃないけど,今回はやけにストレートだった.最終回だからすきっと? 小堺桜が歩道橋から落ちたのが全くの事故なら「青い鳥」,少なからず自由意志が混じっていたのなら「クリスマス・キャロル」なんだろなと思った.まずは自分を愛しましょう.

単なる連想だが,玲音の例など,ある地点から先で時間が止まっていたりするし,歩道橋ってやっぱあんまし佳ろしくないイメージなのか (笑).

死神が主人公のお話なら,死後の魂との対話みたいなことになりそうなんだが,けっきょくそういう話は一度も出て来なかった.だから「しにがみ」なんだろうかというボケは置いといて (笑).いや,実際,死神である必然性はほとんどないでしょ,これ.人の輪から一歩離れたところに居るモノならなんでも佳かったんじゃない? というわけで「しにがみ」を持ってきたのは目新しくはあったのかも知れないけど,あんまし活かし切れてなかったのかも知れない.お話は面白かったんで,どうでもエエけどね (笑).

まぁ,望月監督の作品は多少なりとも『絶対少年』や『ふたつのスピカ』などで「尻切れとんぼ」という先入観を抱いていたんだが,一話完結なんでその辺は安心でしたな.地味で目立たない くるみ アニメだけど佳いもん観せてもらいました.

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