ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2005年2月1日火曜日

本日の収穫:讀物系いろいろ

本日の収穫:讀物

雑誌はラオックス,文庫本は岩本町駅近くの二六堂.

  • キム・ステルレルニー "ドーキンス vs. グールド", 適応へのサバイバルゲーム 狩野秀之 訳, ちくま学芸文庫, 2004, ISBN4-480-08878-4, (Kim Sterelny "Dawkins vs. Gould", 2001)
  • フィリップ・K・ディック "ドクター・ブラッドマネー", 佐藤龍雄 訳, 創元 SF 文庫, 2005, ISBN4-488-69617-1, (Philip K. Dick "Dr. Bloodmoney", 1965)
  • ベーコン "ニュー・アトランティス", 川西進 訳, 岩波文庫, 2003, ISBN4-00-336174-1, (Francis Bacon "New Atlantis", 1627)
  • 稲垣足穂 "一千一秒物語", 稲垣足穂コレクション #1, ちくま文庫, 2005, ISBN4-480-42026-6
  • 安部公房 "壁", 新潮文庫, 1951, 1969, 2004, ISBN4-10-112102-8
  • ヘッセ "デミアン", 高橋健二 訳, 新潮文庫, 1951, 2003, ISBN4-10-200102-6, (Hermann Hesse "Demian. Die Geschichte von Emil Sinclairs Jugend", 1919, 1920)
  • [雑誌] Java World, 2005/03, vol. 94., IDG.第一特集が Eclipse のプラグインで第二が Struts.え, Eclipse のプラグイン開発本って,原著者はケント・ベックとエリック・ガンマなの!? やっぱお布施出さにゃあかんのん.
  • [雑誌] Eclipse パーフェクトマニュアル, vol. 4, 2004., 技術評論社. OSX では,というか,ウチでは動かんが有名なプラグインとか AspectJ とか Struts 関連とか Hyades とか.

足穂以降は再読用.ってか,『壁』と『デミアン』は高校以来,『一千一秒物語』は大学以来だ.ドトールで一気に読んじまったけど,『壁』って,なんか『忘却』っぽくね? (笑) 『一千一秒物語』は無性に倉田江美のコミック版が読みたくなった.出てるんかな〜? う〜ん,新潮文庫版の古本を探すべきだったかな.あっちの方の刷り込みが強過ぎ.『デミアン』は『ファンタジックチルドレン』繋がりで (ほんまか?).ヘッセは高校んとき新潮文庫を制覇したのだが,なぜか『デミアン』だけは角川文庫だったのだ.よって,高橋健二訳は初めて.すんません,デミアンは現段階ではまだ正体がイマイチ詳らかでないデュマよりも,むしろボッカ・セレナーデを駆り立てる「者」です.

ディック,ようやく新訳が出た.ベーコン,むろん薔薇十字絡み…… というより,エーコ絡みだなや (笑).数年前に出た『化学の結婚』といい,コレといい,エエ世の中になったというべきか,世も末というべきか (笑).ステルレルニーの生物学的進化哲学の比較概説書,ドーキンスの方は『延長された表現型』も読むべきなんだろうな…… orz

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