ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2007年11月19日月曜日

Witch Hunter Robin #13 The eyes of truth

石碑

「覚えているかね,君を審問したときにわたしが与えたシンボルを.ハガルの八つの文字[ハガルの八つの文字.ルーン文字である.どう読むのか判らない. HSZPÏJIG / HSRPÏJIN / HSZPÏNJIG / HSRPÏNJIN ? Z / R が上下逆さまだが,「裏返しになっていたり、 上下逆になっていたりしたものもある ()」そうである.最後は G / N,最後から三番目は J / NJ どっちだろ.].クラフトの深奥へ繋がる聖なる数字.だがそれは,禁断の果実でもある.神の力を与えることによって,子羊たちを天使と堕天使する誘惑の」 © ピエール・コーション審問官 (Grand Inquisitor Pierre Cauchon).なるほど,で,あなたはロビンがそのクラフトの深奥=禁断の果実を手にした,そしてその快楽にも,と判断したわけですね.ところで,「コーション」は Cortion でも Caution でもなく, Cauchon でなければならない.理由は第二十二話で.

人を寄せ付けない雰囲気のピエール・コーション審問官来日.クラフトに覚醒した Witch を審問し,ハンターとして雇用できるか否かの最終決定権を持つ.使えないと判った場合はど〜すんの? 狩るんだろうな〜.

  • 署長 (?) のスクリーン・セーバに「仕事中のエロサイト禁止」.
  • 審問場所である聖セバスチャン教会の前に,とある石碑を訪れるコーション.石碑には H の紋章.財前曰く「伝承によれば,信徒に裏切られた殉教者を祀ったものらしい.おそらく Witch だったのだろう」.
  • 審問対象である召喚者は益田四郎.プレス Witch.圧殺 Witch (って言うのか (笑)).
  • 審問機.まるでデッカードのフォークト・カンプフ検査器みたい? (笑)
  • 石斧のハガル (N).って,なぜに「ハガル」? セフェル・イェツラー (Sepher Yezirah).創造の書のゲマトリア.
  • コーションはかつてロビンの審問も行っていた.
  • 益田が覚醒したのは二年前.亜門の疑惑「相手を意図的に社会的脱落者に追い込み,能力を覚醒させる.ソロモンならやりかねない.ハンターを手に入れるためなら,そのくらい」.これが「首輪付き」のマイケルとの会話なのがいやはやなんとも.で,この言葉は A パートで財前が言っていた「彼らは,われわれとは全く違った行動原理で動いていると聞いている.中世さながらのな」という文句にフィード・バックするのか (笑).
  • ロビンが益田を始末する現場を,笑みを浮かべて眺めているコーション (↓).
  • ロビンに,別れ際のコーションの言葉「君もようやく目覚めたようだからな.クラフトを遣うことの快楽に」.もしかして,これ,財前も気付いている?

なるほど,卵を産める間はハンターで,卵を産まされていることに気付いた時点で Witch 認定か.もしかすると, Witch そのものもソロモンが作り出しているとか.永久機関的なイメージか,それともウロボロス的なものか.

ハント対象

益田四郎.審問には耐えたが,不採用だったんだろか.うらぶれたまま.その後,厨房三人に絡まれて暴行を受ける.二人を人間球にしたところで監視していた亜門とロビンが介入し,亜門がハントしようとするが,手に負えず,ロビンの火で焼かれて消える.

次回予告

Three hundred and twenty years have passed since the coven sank in the dark. A bullet in the dark. The letter from past. A smeared bond.The mightmare without a vanishing point visits from the abyss of darkness.

コヴェンが闇に沈みし時より三百と二十の年.闇の銃弾.過去からの手紙.濁りし絆.消失点を失った忘却の悪夢が,深き闇の底から呼び掛ける.

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