ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2005年9月19日月曜日

こわれた首飾り・青 - Broken Necklace, Blue 〜 ISU 2005 − グループ復活第 14回展

絵というか「ミニ・サイズのタブローを複数枚使って,エッチングとアクリル・メディウムそれにコラージュ技法を組み合わせ,ひとつのイメージの変奏形を色彩とマチエールで作り出す」作品を買った.いやぁ,美術作品のオーナーになるとは思わんかった (笑).

お誘いメールが来てたので,「ISU 2005 − グループ復活第14回展」 at 銀座へ.以下,

今年は,いろいろな事情で大きな絵を描くことができなかったので,10センチx10センチ というミニ・サイズのタブローを複数枚使って,自己流のエッチングとアクリル・メディウムそれにコラージュ技法を組み合わせ,ひとつのイメージの変奏形を色彩とマチエールで作り出すという実験を試みてみました.

中略

この試みは,Agha Shahid Ali というカシミール生まれのイスラム詩人の作品からヒントを得たものです.かれが,ペルシャ語でもアラビア語でもなく,現代英語を用いて復活させようと努力していたガザル(Ghazal)と呼ばれる古詩の形式はひとつの主題をさまざまな角度から詠う2行の短いフレーズ(Sher) の連なりから成っています.

絵画の世界で,同じように小画面の繰り返しを用いて複合的なイメージを構成しようという試みは Bob Rauschenberg あたりが何度かトライしていますが,お世辞にも成功したとはいえないように思えます.

中略

わたしの今度の実験もまだ緒に就いたばかりなので,それなりの成果を達成できるまでには,あと何年かの時間を必要とするでしょう.それまで生きていられるかという問題もありますが,とりあえず,今年の展示は,そこにいたるプロセスのワンステップにすぎません.

なんか,ミニマルっぽい.購入したのはタブロー一枚の作品なので,作品の中に入り込めば別だが,遠くから見てると,ミニマル的な繰り返しというより,その種のような感じ.会場は 1 -> 3 の繰り返しで,一発だけ 4 が入るという,これまたミニマル的な展示がなされていた.

ヤマハへ買い出し後に撤収前に再度覗いてみたら, N 島さんがいた.お久し振り〜で少し話してから, k2 手ずから梱包してもらった箱を抱えて帰宅.

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