ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2005年7月1日金曜日

SODEC #14 第14回 ソフトウエア開発環境展→共鳴的インタフェース

第14回 ソフトウエア開発環境展

ブースでミーティング & デバッグ (笑).不具合が三点.あとはフリーズと検証.

雨が降りそうだったんで迷ったが出発.現地到着は昼頃だったが,いきなり rin さんと出逢う (笑).

プロセス周りではあんまり面白そうなのはなかった.っていうか XPDL とか WfMC ってマイナーなの? どこか展示してた? 判らんかったよ.他にはテスト環境とかを見て回ったが,大規模開発用ばっかだな.ある意味当然だが.少人数のチームなら SUnit / JUnit とテストブラウザと知恵を出し合うことで充分か. Java 系それも web 絡みだと一筋縄ではいかんようでたいへんだな〜.

いちばん興味深かったのが伊藤さん率いる NIL SOFTWARE CORP. の「共鳴的インタフェース (Resonance-Interface) を実装したアイディアプロセッサ」の Tabula-rasa.これは面白いと思った.実際に開発した O さんにデモしてもらったが,思考過程の履歴が取れてテープ・メディアよろしく再生できたり,関連の度合いが距離と深さで示すことができたりして興味深い.簡易クロケットというか簡易 3D デスクトップみたいな「魚眼表示」はインパクトがデカいっすよ. J2SE v1.4 以上だと動くらしい.体験版を送ってくれるとのことで,楽しみに待ってよう.

参考文献

  • Ito, M., Kishida, K. "Resonance Interface: Proposal of a Framework for Acquisition of Design Process", APSEC proceeding, 1996
  • ディディエ・アンジュー "皮膚ー自我", 福田素子 訳, 言叢社, 1993, ISBN4905913470, (Didier Anzieu "Le Moi-peau", 1987)

いやぁ,シリアスなビジネス一辺倒かと思ってたが,面白そうなことやってるところあるじゃん.というわけで,元気をいただいてきた.

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