ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2005年11月14日月曜日

Karajan "Die Meistersinger von Nürnberg"

男のオペラ (笑).出てくるのは野郎ばっかし.掛かるが故にエーヴァとマグダレーネは貴重な存在.

  • Wagner "Die Meistersinger von Nürnberg", Kollo, Donath, Adam, Evans, Schreier, Hesse, Ridderbusch, Karajan / Staatskapelle Dresden, EMI 7243 5 67148 2 3, 1971, 1999

四枚組で総時間 260 分という物量だけに,気合いを入れんと最後までたどり着けん (笑).たいてい,前奏曲と第一幕導入部で満足しちゃって.そっか〜,『トリスタン』 (クライバー盤) はコレより短いんか.

それでも第三幕は燃えるな〜 (笑).シュタイン盤 (LD) でも思ったんだが,やっぱベックメッサーの歌の方がヴァルターのより佳いよ.ハンスリックを茶化したと思わせといて,実は花を持たせてるんじゃないの? (笑)

クレンペラーの『魔笛』を美事に蘇らせた (ってかオリジナルを知らんが) EMI の "Great Recordings of tge Century" リマスター・シリーズで,音量上げても崩れません (笑).おまけに 400 ページ近いブックレットも付いて,お値段も (比較的) 安価. EMI & カラヤンなら, CD で買い直ししてないし,大名盤の『薔薇の騎士』に,『サロメ』や『ぺレアス』辺りも欲しいですな.どうせなら,アナログ新譜特有のあの「香り」というか「匂い」も再生してくれんもんかね.

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