ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2006年5月27日土曜日

西の善き魔女 Astraea Testament #06 宮廷円舞曲

「ユーシスさまにプロポーズされたんですって?」 © マリエ・オセット.「え〜っ,何それ〜っ!」 © フィリエル・ディー.

学園の次はハイラグリオンの宮廷だそうである (笑).イモ侍に「道ならぬ恋」などと同じことを考えるとは,さすがはアデイルお嬢さま.オクターヴィアン・マリア・エーレンライヒ・ボナヴェントゥーラ・フェルナン・イヤサン・ロフラーノ伯爵という先達がおりますのでお手本になさっては.レディ・マルゴット曰く,薔薇の神髄は香り.なるほど,銀の薔薇にも香りを付けるためにペルシアの何ちゃら油を垂らしますがね.「この美しい薔薇もまた異端なのですよ」って,誰が言ったんだ.すんません,コ詰まらない洒落です orz.

サブ・タイトルにもあるからしょうがねぇんだけど,どうも舞踏会でワルツを奏るような宮廷って,もうダメなんじゃないかと (笑).王侯貴族の権威は地に落ちて飾りでしかなく,実験はすでに議会等の他勢力に移ってる,そんな印象を抱いてしまいますな.ホーフマンスタールとシュトラウスがあえてワルツを使ったのも,そんな含みがあったのかも.宮廷舞踏会の音楽の正準は『宮廷料理人ヴァテール』ですな.と思ったら,次回がパヴァーヌか (笑).次回予告で流れる古い舞曲風の BGM は,やっぱ異端の音楽なのかな〜.

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