ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2006年8月22日火曜日

シムーン #21 新天地への扉

  • シムーン DVD 1b
  • シムーン 4PS2 異薔薇戦争 封印のリ・マージョン / シムーン OST 2 / Round Table featuring Nino 2nd CD / 鬼公子炎魔
  • シムーン DVD 1b / .hack//Roots DVD 2 (夜の女王バージョン)

「ダメだって言ってんのに,シムーンで遊んだりしちゃ!」 © リモネ.アルプスの少女リモネとアルプスのおばさまドミヌーラ.

コール・デクストラに関する証言その一.アーエルの爺ちゃんがコールを務めていた.このコールは後述する翠玉のリ・マージョンを完成させるために編成された.ドミヌーラはその唯一の生き残り.シューマ・イスラエル♪.

翠玉のリ・マージョンは別時空間への遁走のアタランタ.え〜と,シムーンがジーン,それに乗るシムーン・シヴュラが (通常ならその意志だろうけど,あえてここは) ミームですか (笑).リモネとともに引き出されたドミヌーラが壇上に揚げられていきなり歌い出した (ように見えた) のにはひっくり返った.いやぁ,てっきり「魔女」として吊るされるんかと思ってたよ (笑).此処の人たちって,何処ぞの時代と何処ぞの場所からいきなり飛んで来る異邦人たちに慣れてるんすかね.なら「翠玉のリ・マージョン」にもある種のパターンがあるわけだ.

いやぁ,タイトルだけだと,前回前々回が,マルカージュされたマミーナが第三項となって文字どおり (屍体損壊までされて) 下方排除されるデマルカージュの第一過程で,「新天地への扉」はその第二過程デマルカージュである上方反転かとか無駄な妄想を逞しゅうしてましたでございますよ.いやぁ,筋違いの妄想持ち込むのにも程がある (笑).マミーナという運動ではない実体を据えるという見当違いは置いとくとしても,だいたいマミーナの単一性に向き合うユニーク性が存在しない.下方排除という方向性は合っていても,そこに伴うはずのアブジェクション性がない (参考).その瞬間に一味神水という手続きをとり,一味同心なる連帯心性を持った集団がどこにいた? いや,現場にいた嶺国の四人の巫女はその瞬間に一味同心だったろうけど,その辺には「下方」という方向性はない.あるのはむしろ「上方」.マミーナのどこにも排泄物系統である黄色系を帯びたものはない. OP を観返すと耳飾りが黄色というか金色だけど.あ,タイトル・ロゴも金色だ.喧騒系統である金属製の音とも関係がない.森永理科の声も金属質とは言えん.関係してそうなのはアーエルの風琴ぐらいしかないが,だいたいそのとき風琴は現場にない.不可触性もなかったよな〜.と,まぁ,ないない尽くしなのである (笑).いやぁ,対象を実体というかある種の特定可能な個体に絞ることができるのなら観る方は楽なんだけど,さすがにそこまで視聴者を嘗めてはおりませぬ.つか,素直に間違ってましたって言えよ (笑).

次回の絵もまた怖そうです (笑).

0 件のコメント:

コメントを投稿