ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2005年12月21日水曜日

アート & テクノロジーの過去と未来 at ICC

「アート&テクノロジーの過去と未来」展 Possible Futures: Japanese postwar art and technology.

こうぼ さんと.江渡浩一郎/ さんの Modulobe が音付きで展示されているので遅ればせながら.ローテクを駆使した岩井俊雄さんの目眩めく『時間層 II』 1985 とか,山本圭吾さん『ビデオゲーム・五目並べ』 1973,中沢潮さん『不定形における夢幻』,佐藤慶次郎さん『岐阜ススキ群 '99』 1999 とか,眼福だが,耳の方はどうも.いかにもな無機的抽象的ないわゆる「スカした」音響派ばっかで物足りなかった.むしろアーカイヴで見た 2004 年 10 月のラウンジ・コンサートの動画の方が面白かったよ.とくに Oliver Lamm の二台の PowerBook と Behringer の小さなミキサーだけのシンプルなヤツが.ここ最近停止している MMM もなんとかせにゃぁな〜という気にさせられた (笑).いやぁ,ネタはあることはあるんですが.一方, 2005 年 8 月のローリー・アンダーソンの『時間の記録』は,クリスチャン・フェネス,スティーヴ・ジャンセン,小山田圭吾,スクーリ・スヴェリソン,坂本龍一とメンバーは豪華だが,中味はクソ詰まらん.そういうのって,すでに 1990 年代前半で終わってるよ,もう.

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