このアルバムは大学当時在籍していたバンドの必修科目だった (笑).これは CD 化されてすぐのヤツだな. \3,200- というバカ高価いお値段. Genesis は "Nursery Cryme" を聴いた限りでは,リマスターされてかなり音が佳くなっている.
- Genesis "Live", 東芝 EMI 32VD-1028, 1974, 1987
学生時代ジャズ研最後のライヴでは,以下のうち "Get'em out by Friday" を除く 4 曲を連続演奏.アドリブ・パートが長くなる傾向にあったので, 1 時間近くやってた.『怪奇骨董音楽箱』では先代のギタリストも交え,ツイン・ギター.ああ,懐かしい.
- Watcher of the Skies (8’42")
- Get'em out by Friday (9’14")
- The Return of the Giant Hogweed (8’19")
- Musical Box (10’59")
- The Knife (9’47")
メンバーは "Nursery Cryme" 以来の鉄壁の布陣.おれにとっての Genesis とはこのメンバーであるので, Gabriel 脱退後のアルバムや, Collins 参加以前のアルバムは持ってない.と,ちょっと不安になって探したら "Trespass" 持ってた.あらら (笑).え〜と, "Trespass" から "The Lamb Lies Down on Broadway" ということにしとこう.
- Peter Gabriel : vcl
- Tony Banks : kbds
- Steve Hackett : gtr
- Mike Rutherford : bs
- Phil Collins : drms
このバンドはなんと言っても Phil Collins のドラムスが最高.とにかく脚が信じられん程強力.そんで Rutherford のリッケンバッカー・ベースがゴリゴリで,このリズム隊が超強力.なので,安定感が凄い.『オオブタクサ』では伝説のライト・ハンド奏法が.なんだけど, Hackett のギターはかなりヨレヨレで,なんでこないにヘタなんかとがっかりするのだが,当時のブートでは信じられないような名演を繰り広げてる例もあり,なんか佳く判らんギタリストである. Genesis 脱退後のライヴでは,けっこう超絶で安定してるようなんで,この当時は好不調の波が大きかったのかねぇ.
この 5 曲,歌詞が奇天烈. 1: 孤独な神様の諦観, 2: SF 仕立てで,安アパートから家族を追い出す話, 3: オオブタクサが人間に復讐する話, 4: クリケットのバットで頭をふっ飛ばされたヘンリーくんの最後の意識, 5: 自己中の歌.信用しないように (笑).
1 曲目の "Watcher of the Skies" は 4 + 2 の 6 拍子で,基本的にこのリフを延々と繰り返す.テンポは ♩ = 124 ぐらい.なんだ Finale Notepad は変拍子入れられんのか.途中で拍子を変えることもできんのか〜.
ちょこっとだけ出てくる 4 拍子 x 2 も 3 + 3 + 2 の 8 拍子 (笑).
このアルバムはいつ聴いても血が騒ぐ.被り物 なくてもエエから "Musical Box" カラオケで歌いたい (笑).被って佳い なら "Watcher of the Skies" だ.
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