しょぼ cal が死んでるおかげで録れてた. 人のせいにするな! というわけで,久し振りに観た.#07 惨劇の舘 以来で,ほぼ 3 ヶ月振りだ.
フライハムへ向かいたいテンマとディーターの二人連れ.フライハム (Freiham) はミュンヘン市の郊外らしい.レンタカーで旅行中のイギリス人の老夫妻と出逢い,同乗させてもらう.老夫妻はドイツ語が不得手で,テンマの存在は通訳代わりで有り難いらしい.この老夫妻が「ドイツ語が不得手」という設定にはちゃんと理由がある.
人懐っこい奥さんとぶっきらぼうな御亭主というこの組み合わせ,ご主人の方は退職した警察官.逃亡中のテンマはヤバいと思ったのを表情に出してしまうが,けっきょく最後まで付き合ってしまう.
この夫妻がドイツを訪れたのは息子のロバートに逢うためだった.ロバートはドイツで殺人を犯し,ミュンヘン近郊の刑務所に収監されているらしい.たぶん初めて訪れたのであろうドイツでは言葉に不自由するのも当たり前.
一方のテンマは通訳役をこなしつつ,ガス欠で立ち往生した夫妻を見捨てることなく,ガソリンをもらってきて戻ってくる.
テンマが手配中であることを察知していたご主人だが,「あの男は無実だ.少なくとも悪人じゃない」と認識している.ご主人が警察を辞めたのは殺人を犯した息子のことを見抜けなかったらだが,テンマの件で自信を取り戻したらしい.人を殺したから悪人だというわけではない.息子と対峙する勇気を得たところで幕.
単発エピソードだけど,さすがに飽きさせないね.
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