ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2006年7月7日金曜日

西の善き魔女 Astraea Testament #12 真昼の星

  • 西の善き魔女 DVD 1

「ああ,もう我慢も限界のようです」 © バード.そりゃ,やっぱ,アレでしょうな,『時代小説』のラスト.「あまりのことに天が怒った」のでありますよ.その証拠に下降してくる「真昼の星」はウロボロス (陰陽) の顔のように見えるし,しかも「マホ〜ッ!」と叫んでるようだし,なんと言っても怒りの火炎を背負ってるし.

アデイルお嬢様がユーシスの龍退治の現場に姿を見せた時点でひっくり返りそうになったが,その後の展開はモノ凄い.演奏が指揮棒に追い付かないというか,アレグレットをプレスティシモで弾いてるとか.見終わっても何がどうなってんだが,佳く思い出せない (笑).え〜と,まず,龍退治の現場からロット・クリスバード男爵が逃亡.代打はイグレイン.んで,アデイルお嬢様とヴィンセントが乱入,ついで,フィリエルにルーン,ケイン・アーベル (誰だっけ (笑)) も合流.ヘルメス相貌の持ち主らしいからケインはルーンの仲間だったっけか.んで,なんでルーンはロットがその何とかいう山荘にいると判ったわけ? 目撃例が幾つかあるというだけでしょ.いや,それは西の善きマホの御加護なのだよ.んで,東へ向かうレアンドラ一行を止め,マリエとタビサ・ホーリーと接触して手の内を明かし,正面から山荘に突入.そこにはのほほんとクリスバード男爵がいるだけではなく,リイズ公爵ライアモンもあっさり姿を現す.そりゃまた何のためにですか? いやぁ,凹まされるためだよな.最後には吟遊詩人のバードも乱入 (笑).

↑これだけを 21 分ほどで消化するわけだが,なんでこんなに展開が早いかというと……,やっぱ真昼の星の降下と無縁ではあるまい.展開が早いということは時間単位の行動密度が上がっているということなので,一挙手一投足の速度が変化していないとするなら,時間が延びたということになる.延びた結果も同じ 24 時間と体感されるので,結果的にあらゆる活動の速度が上がったように見えるわけだ.ということは,「真昼の星」は人工物であろうとなかろうと,そんだけの物理的影響を与えるほどの質量を持っているということで佳いですかね.

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