ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2005年5月4日水曜日

Elfen Lied #05 Empfang - 落掌

  • Elfen Lied DVD 7
  • ワるきゅーレ III DVD 1 / アカネマニアクス DVD 2b
  • これが私の御主人様 DVD 1

「お前などわたしには必要ない」 © ルーシー.

A パートは一夜明けるや楓荘から遁走してしまう家出犬娘 (もうエエっちゅ〜ねん) のマユの過去話.今度は Child abuse かよ〜.義父による性的虐待って昔のジョン・ソールでも読んでるような気分.善悪極端な連中しか出てこんが,ま,コウタとユカが先方の親の承諾を得たようで,正式に (?) マユを迎え入れる.ちなみに,犬のワンタも飼い主に奪取されたんだが,こいつも虐待されてたんか,いつの間にかマユの元に舞い戻ってる.これが「レセプション」の話であるのは問題ないとして,しかし,ほんまに14歳? なんか岩倉玲音より幼く見えるんですけど.

B パートはそれなりの時間が経ったらしく,マユは中学に通っているし,にゅうは「はい」という言葉を覚えとるばかりか,ユカやコウタといっしょに大学の教室に潜り込んでる.ベルダンディさまじゃあるまいしそれってヤバくね? とか思ってたら,うひぃ,なんと生化学かなんかを講義中の教官は角沢教授だよ.にゅうはルーシーとして教授が拉致というか奪回.ここからが凄い.なんと教授はディクロニウス! すまん,吹いた.まぁ,単にツノが生えてるだけで他に特殊能力はなさそうだが.「新人類のイヴ」って,教授が「天は親父じゃなく,このわたしを選んだ」かつ「親子ともども同じことを考えている」みたいなことを言ってたから,角沢長官もディクロニウスっすか.二人の精子がルーシー内の卵子と結合する機会を争っているらしい.え〜,つまり「ベクターによるディクロニウス遺伝子の感染」は生殖活動とは別個のディクロニウス化促進作用というか蟹乗っ取り活動というか急激な変異作用を促すわけですな,こりゃ.なんだが,ナナがその生の最後に 封印 したはずのベクターも再起動して,説明途中の角沢教授をルーシーは削除.あれ,ディクロニウス同士って接近してくる他を感知できるんじゃなかったっけ? そういや,にゅうが他のディクロニウスと出会うのは初めてだっけ.にゅうとして麻酔を打たれた研究室でルーシーとして覚めたときはともかく,にゅうは講義中に角沢教授がディクロニウスであることを知り得なかったんだろうか.とすると,にゅうはディクロニウスではない? にゅうって一体全体何者? あ〜,でも見返してみると,角沢教授もにゅうがディクロニウスであることを感じたのではなく,記憶と照合して知ったっぽいですな.「知能が分裂」って松果体が分裂してるらしいレントゲン写真のこってすか,教授? でもなんでまたベクターを操る拠り所=松果体が分裂してるのににゅうにはその能力がないんすか.にゅうはディクロニウスではない? にゅうって一体全体何者? (再)

引き離されそうなにゅうが「コウタ!」と (何度も) 叫んだときコウタがびくんとなるのは,もしかしたら初めて名前を発語したというのもあるんだろうけど,たぶん「かなえ」の影があるんだろうな.

「落掌」が「Empfang = Reception」という意味の文語であることを初めて知ったよ.ってか,ことえりにも入ってるんで,ちと吃驚. avant は 第四話 の終景を受けて断崖 (もしかしたら銃撃されたルーシーが海に落下した場所?) から海に沈む夕日を見ている蔵間室長と白河さん.ここの主役は不在 (「処理」された) のナナ.ナナはきちんとレセプトされたんだろうか.

「受かったとこ全部蹴ったんだよ」 © ユカ.さり気なく積極的な女の子と鈍感極まる男の子か〜 (笑).しかしながらユカはにゅうにはアンビヴァレントな感情を抱いちょる.コウタが絡んでいるからだと思っていたのだが,もしかしたらそれだけではなく,何か感付いているのか知れん.

「1952 年ミラーが水溶性有機化合物を作り出したときにタングステン電極を使った理由は?」 © 角沢教授.太陽系のいくつかの惑星で観測できる水,二酸化炭素,メタン,アンモニアをフラスコに入れて二〜三週間ほど紫外線や放電を与えた後に調べてみたらアミノ酸が発生していたという実験のことを言ってるんだろうと思うけど,原始時代の地表に降り注いでいたと思われる稲妻を再現するために「高温に耐え可視光域の発光効率が高く、かつ適当な電気抵抗を持つタングステン」の電極を使ったということなんでしょうか.

以下余談って,お前んとこ全部余談だろと言われちゃ返す言葉もありやせんが. "Elfen" は "Elf" (m) または "Elfe" (f) の二格. "Elf" (f) というのもちゃんとあって,それだと "eleven" の意味.こっちの場合の語源は古高地ドイツ語の einlif, Elf(e) の方は夢魔とか悪夢とかの Alp と同族でラテン語の albus に由来するとか.そりゃエエんだけど,英語で the Eleven といった場合キリストの「十一使徒」という意味があるそうですな.すなわち裏切り者のユダを欠いた集団.三修社の独和には載ってないけど,ドイツ語でも同じような意味があるじゃないかな.とまれ,キリストの最大の発明はイスカリオテのユダという裏切り者を作り出したことで,これによって持続する装置としての三角関係というメカニズムが生まれたという説もあるぐらいなので,ユダが不在であるということこそユダの存在を裏側から照射しているものとするなら,これは,それ以外の全員を指し示すことによって残された唯一の「行きどころのない,論理化されない,意味に置き換えることのできない,永遠に漂泊するたましい」を逆説的に指し示しているとも取れるわけで.つまりはそういう歌 (Lied) と解釈することも可能…… ならエエんだけどね (笑).残念ながら "eleven" の意味の "Elf" (f) の二格は変化なしなんで,この意味だと "Elf lied" になっちゃうんだよな.ダメじゃん.あ〜,もちろんタイトルはドイツ語という前提での話.

ほんとに余談.今まで二角奇人 (ディクロニウス) をデュクロニウスと表記していたのに気付いたので修正.みっともな〜.

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