ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2006年1月8日日曜日

ふしぎ星の★ふたご姫 #40 初笑い☆メラメラ演芸会

アルテッサが宝石の国に戻れないのはどうしてだっけ (笑).

  • 「おめでとうダ〜ンス」.以前の「おいしいダ〜ンス」のヴァリアテ. ||: はっぴはぴはぴ おめ〜でとう :||.
  • 「泥鰌掬いダ〜ンス」. ||: すくってすくって にょろにょ〜ろ〜 :||.

以前のサンバの回と同様,メラメラの国の演芸会は自国と他国の皇族が演じる芸を一般人が見るもんだそうな.あの「芸一筋」的な審査員はボードラゴン.ファインとレイン「泥鰌掬いダ〜ンス」,リオーネ「(手で回さない) ファイア・リング」,メラメラ国王「輪潜り」,ティオ「テーブル・クロス引き抜きマジック」,審査員評「どれも詰まらない」.ソフィ「(いつもより多めに回している) 傘玉」,審査員評「在り来たりでキレがない」.ミルロ水芸,審査員評「地味過ぎ」.タネタネ・シスターズ「梯子乗り」,審査員評「小さくまとまり過ぎ.見応えなし」.ミルキー喰いまくり,審査員評「芸じゃない」.「猫の手,孫の手,救いの手」のお助けキャメ 1 号 2 号の河内漫才は自滅.シェイド「シェイです.さっき,レジーナのうんこ踏んだとです」,審査員評「愚痴は聞きたくない」.ブライトのダジャレ責め,ファイン評「なんだかサムくない?」.プーモとブウモは自滅.最後にアルテッサ「(タメにタメて) がび〜ん (自壊)」.間寛平の伝説的な「かい〜の!」*1みたいなもんなのだったのだろうか (笑).

*1: 「かい〜の!」

 寛平ちゃんが舞台に登場した.万雷の拍手の中をヨタヨタじいさんギャグ.手当たり次第ステッキで叩きまくりながら,あっちフラフラこっちフラフラ.セットが壊れそうなくらい滅多打ちにした.これを感覚的には, 1 分くらいやった.叩きまくる 1 分は大変な長時間である.途中から拍手や笑いが消え,どよめきや悲鳴になった.もうこれは「ほんとうに狂ったんや!」.誰もが思い,不安になった.その中をぶっ叩き続け,しまいにはセットのてっぺんにまでよじ登った.そこでタメにタメての「かい〜の!」の 1 発.会場,大爆笑,大拍手,大喝采.テレビで観ていて鳥肌が立った.

 東京にカメラを戻すと,紳介,のりおとも声が出ない.ようやく紳介が「寛平師匠,めちゃくちゃすごかったですねー.こわかったですねー.背筋凍りましたねー」と青ざめた顔で言えば,のりおは「これが大阪の笑いや.これやねん.全国のみなさん,これがほんまもんでっせ.東京のテレビ出たっちゅうくらいでええ気になっとったわしらアホやで.これがほんまの大阪の笑いや.ああ,今日はええもん見せてもろたわ」.すっかり興奮していた.

[ 中村正三郎 "電脳騒乱節", vol. 3, スペース空海即身成仏編 技術評論社, 1991, ISBN4-87408-456-7, p. 70 より ]

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