「あいつ,莫迦で阿呆で,世間知らずでしょうもないけどさ,あんま虐めんなよな」 © 府中野新之介.
アスミの身長は 143cm だそうで.宇宙服の試着ではメット付ける前で鼻から上しか見えない (笑).服のサイズが合わんので新調せねばならず,その予算が云々って,んなもん採用判定時に判るもんで何を今更.というか何かカモフラージュしたい別の事情があるとしか思えんな (笑).
図書室で万里香が読んでいた本のタイトルは『細胞は蘇える』,その近傍にあるのは『DNA の不思議』,『図説肝機能障害』,『はじまりの医?』,『ミトコンドリア』,『脳死概論』,そういやミトコンドリアってのは細胞内細胞っつ〜か,それを取り込んでいる細胞とは別の起原を持つ細胞の名残りとかいう話だが,秋の祖父と万里香の父親が知り合いだそうで「かなりの年上だと思ってた」秋.宇宙学校に億単位の寄付をしている万里香の父親,え,やっぱ万里香の実年齢はライオンさんや鈴成先生と同じくらいで,何かの原因で成長が止められてた云々とかいうトンデモ設定なのか (笑).
「わたしは鴨川アスミに学校を辞めてもらうのが得策かと思うのですが」 © 佐野先生.これに裏で「あまり事を荒立てぬように「自主的」ってやつを」という学年主任.予算云々というのは佐野先生が代表しているであろう外部からの抑圧力に理由を付けようとして失敗している,ということでエエんだろうか.まぁ,ともかく,ここではそれが 1) 存在すること, 2) 予算云々の件で判るように杜撰であることの二点を抑えておけば宜しいかと.
秋の「願わくば,自分の弱さや恐怖心のせいで護るべきものから逃げ出す,なんてことがないようにしたいものだけどね」という言葉に触発されたアスミ,「水恐怖症」を克服するために自主トレ.その前のフライトスーツとシューズを着用したままで 100m を泳ぐという訓練で,スーツを前後ろ逆に着てしまうというのは無意識のうちの「水恐怖症」のなせる業ということなんだろう.身体は正直.けっきょく自主トレで溺れかけるんだが,プールに飛び込んで助けにきたのは万里香.「一人じゃ宇宙へは行けないよ」というアスミの言葉が効いたか.
avant は「アスミのゆめ」.
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