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「暗闇に灯る小さな灯火」 © ヘルガ & セラフィーヌ.
幼少の頃のゲルタ博士の回想で始まるので, ファンタジックチルドレン #12 閻魔 でノされた博士へのフォローかと思ったが,やはり「追憶」する主はヘルガ.博士の担当は頭三分の一ほどだった.が,ドロップ・アウトしたベフォールであるルーゲン博士のベフォール詩に反応してしまう幼少のゲルタ博士,というのはどういう意味なのか.単に資質的に合うものがあったということか,実はゲルタ博士も自然転生しているとか (笑).
デュマの手引きで開発とは,まるでモノリスですな.
ヘルガに蘇るセラフィーヌの記憶.『南海のジム』ですか.と茶化してるけど,朽ち果てた診療所の壁に掛かる大判のセラフィーヌの絵 (ED のそれ) に左手をのばすヘルガの場面は,なかなかに感動的.この辺,ペイトンの『バラの構図』におけるティモシーに感情移入できる人間ならば,胸がいっぱいなるような描写だろうな.それに感化されたかどうか知らんが,トーマにも例の心象風景が襲いかかる.ただし,一瞬だけ.
しかし「南海のジム」はたいしたヤツだね.自分の命と引き換えに Christina への糸となるハンカチを見付け出してきたよ.
B パート頭ではデュマの素性が明かされる.政治的には ギリシアでの反タイタス陣営の代表 で合ってたようだが,なんと巨人族だよ,をい (笑).そして,なぜかは知らんが,こちらもティナの行方を探している.デュマは人体萎縮 (?) を施され,もう元には戻らんそうだ.ギリシア人って巨人族なのか.それとも「復讐」が目的らしいから,反タイタス派がティーターン族なのか.つまり,デュマの父親がクロノスで,タイタスがゼウス.惑星委員会は関係ないと思う (笑).
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