ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2005年1月8日土曜日

Rozen Maiden #10 別離 Abschied

  • Rozenmaiden DVD 1 / Rozenmaiden OP CDS / Rozenmaiden ED CDS
  • Air -prelude- DVD

「だって,生きることは闘うことでしょう?」 © 真紅.

"Abschied" と聞けばまず思い出すのがマーラーの『大地の歌』 終楽章 であったりするわけだが,強烈なのがヴォルフのメーリケ歌曲集の最終曲. 原詩日本語対訳付きページ.メーリケの方はやっぱ「あばよ」と訳すべきだろう (笑).ま,こちらでは最終回へ向けての盛り上がり状態に遷移中ということもあって,どちらかと言えば孟浩然 & 王維の方ですな.それは,水銀燈に最終決戦を挑まれたときの,真紅の引き締まった表情からも伺える.

話の冒頭で一度真紅に焦点を当て,ついでドールたち全員を収めた位置まで引いた後に徐々に寄っていき,最終的に独り戦地に赴く真紅に再びフォーカスを当てている.というわけで, A パートはギャグ主体だが,「白雪姫」劇で魔女を演じる翠星石のハマリっぷりはともかく (笑),ここで取り上げられている劇の題材が「白雪姫」であるというのが注目に値する.白雪姫というのは生体への過渡期の象徴的存在であって,ここでのドールたちの置かれた状況を端的に表しているわけだ.なるほどね.つまり,ここで要請されているは他でもないラプンツェル等の「白雪姫」のテーマでなければならなかったということだ.

黄色髪のツィンテールは,足首の関節からすると,また新しいドールらしい」というのは完全な誤爆であって,紅い衣装を脱いだ真紅だった (笑).モロコシ髪とツイン・テールで気付くべきだったですな.穏やかな表情なんで判らんかった. B パートで語られる「お茶っ葉」のメタファはジュンの露骨なアナロジーだが,なんだか GoF のパターンの話を思い出したぜ (笑).他にもドールたちの由来とか「アリス・ゲーム」が語られているが,真紅の決意表明以外には特筆するべきものはない.要するにピュグマリオーンが主催する「蠱」のゲームであるということで間違いなかろう.ピュグマリオーンといえば,正月に GBS 原作の『マイ・フェア・レディ』が BS2 でやってましたな.それはともかく.衣服を付けているときには見えない球体関節を,下着姿のときにはロングでもまったく省略しないで描いているので,けっこう強烈なインパクトがある.

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