以前に放映があると知って涙をのんだ マグダレーナ・コジェナー (Magdalena Kožená) さんのライヴ放送がとうとう BS2 に降りてきたので (笑).今月頭, 2005 年 1 月 5 日の放送
- マルティヌー (Martinů)「新シュパリーチェク」(Nový Špalíček)
- 愛する娘は金持ち
- 捨てられた恋人
- あこがれ
- 知りたがりの娘
- 陽気な娘
- 悲しい若者
- 願い
- 高い塔
- クシチカ「北国の夜」作品 14
- あほうどり
- 白鳥
- こもり歌
- 北国の岩礁で
- ヤナーチェク「歌によるモラヴィア民俗詩」から
- あの人の馬
- 花束
- あの人の絵姿
- 別れ
- 変わらぬ愛
- ドヴォルザーク「民謡風の歌曲」作品 73
- おやすみ
- 草を刈る女
- 嘆き
- 栗毛の馬
- ショスタコーヴィチ「風刺 〜 過去の情景」作品 109 から
- 批評家へ
- 子孫
- クロイツェル・ソナタ
- ドヴォルザーク「我が母の教え給いし歌」作品 55-4
- マグダレーナ・コジェナー : moz-sop
- マルコム・マルティノー : pf
- 2003 年 1 月 17 日, 東京オペラシティ
Janáček の Moravská lidová poesie v písních と Dvořák の V národním tónu,それに Martinů の Nový Špalíček はスタジオ録音がある (DG 463 472-2, 2000).ヤナーチェクの一部はポップさんのスタジオ録音と被り,ドヴォルザークに至ってはグルベローヴァさんのスタジオ盤,ポップさんのスタジオ盤およびライヴ盤と被る.なんだが,期待通りというか,期待以上に佳かった.どくにドヴォルザークはグルベローヴァさんのより好みかも.ポップさんほど輪郭は明確じゃないけど,しっかり出てる.三省堂の作品名辞典にも載ってないクシチカとショスタコーヴィチは,このプログラムの中では強面というか爛熟というか,まぁそんな感じだ.翻ってドヴォルザークとヤナーチェク,マルティヌーはタイトルから予想されるとおり (Špalíček は Miniatures の意味) シンプルな民謡調で,緩急が佳く考えられたプログラムになっている.最後の『我が母の教え給いし歌』はアンコール曲だけど,凄い気迫が込められていて圧倒される.久々に鳥肌が立つ歌に巡り会えた.
コジェナーさんはブルノ生まれだそうだが,ウィーンの北 100km ぐらいのところ.グルベローヴァさんとポップさんの生地ブラティスラヴァはウィーンの西 50km ぐらいで,まぁ,いずれもウィーン文化圏に属するようだ.プラハへはモラヴァの丘陵地帯を越えていかないと行けない.
ところで,持ってる CD のジャケ写は↑こんなんなので,そ〜ゆ〜先入観を持っていたら,実際の放映で現れたのは↓.ほんとに同一人物? (笑)
なんか年取ったマリア・シャラポワみたいで,可愛い.
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