サイモン・ラトルが BPO を振る,大晦日のジルベスター・コンサート 2004 を衛星生中継で.演奏曲目は,ベートーヴェンの『レオノーレ』第三番,オルフの『カルミナ・ブラーナ』.
『カルミナ・ブラーナ』は小澤征爾のライヴ LD を思わせるような,速いところはもっと速く,遅いところはもっと遅くみたいな感じで,なんか神経症的というか,いささかを違和感禁じ得ない (笑).
アンコールの前にラトルがスピーチしてたが,ドイツ語なんで皆目判らんが (生中継で字幕もない),ヘンデルを「ハンデル」と発音して「English Composer」と言っていたのには笑った.ドイツ人ならドイツ出身の作曲家だというだろうし,イギリス人ならイギリスに帰化した作曲家だと言うんだろうね (笑).というわけで,アンコールは『メサイア』から「ハレルヤ・コーラス」.この曲聴くと,『銀河鉄道の夜』の南十字のシーンを思い出して仕方ないんだけどね (笑).
ラトルの手持ちは Janáček の『シンフォニエッタ』と『タラス・ブーリバ』のカップリング (To TOCE-9708, 1998) だけだった.
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