ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2004年10月26日火曜日

うた∽かた #04 驟雨の湖畔

  • 美鳥 DVD

林間学校のお話. 4 + 1 のグループが分断されるのは,憎まれ役を新規二人に背負わせるため.ううむ,まぁエエけど.

「怖がり」の件からすると,一夏と舞夏の関係って,同一人物とはいってもゼレンとアードリィみたいなもんらしいな.すると第一話は導入部であると共に『成立』と同じようなメタな意味もあったわけか.その連想からすると未知留がインスティトーリスみたいな悪魔的キャラクタに見えてくるな (笑).魔法使いの老婆の帽子を被って抑揚のない喋りだと,まるでヴァニラさんだが.

物理的に問題が解決しても残る,この後味の悪さというか苦さは何なんだろ.けっきょく智子に言いくるめられてしまい「どんどん嘘言を付く子になってるみたい」という自責や,周りを見る (が見える) 余裕がなくて舞夏が流している心の涙に気付かないという独白がそれだが.

提示される「解決」が解決になっていないということなんかな.状況に流されてしまって言わば場当たり的な臭いものに蓋的行為になっているに過ぎない,とか? 今回出てきた言葉で言えば "The Teacher's Pet" の模範的解答でしかない,と? そこまでリアルなものを要求してるんかな. 2, 3 話からすれば,そうなのかも知れんが.

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