ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2004年10月3日日曜日

Kurau Phantom Memory #13 守るべきもの

  • 爆天 コレクターズセット / Kurau DVD 1a / Kurau OST / 新居昭乃『エデン』
  • 君望外伝 茜マニアクス 1 / Kurau DVD 1b

 「Kurau! 生きていてくれ.頼む」 © ホセ・ロドリゲス.

 再び地球を目指す二人.情けは人のためならず,か.善行は積んでおくべきだな (笑).と思ったが, Kurau の凶運の前にはすべてが吹き飛ぶな.しかし,なんでこう GPO の面々は詰めが甘いというかなんというか,まともな作戦行動ができんのか.兵隊がタコなのか指揮官が阿呆なのか. orz ある程度の大きな組織なら,タコが多くて平均レベルは下がっても少数とはいえズ抜けた人材がいそうなものだが.

 敵も味方も,気に食わんやつはどんどこ殺してしまう傍迷惑自爆的パンキッシュなドッグというキャラクタは何なんだろ.ってか,なんで出てきたんだろう.しかも宇宙空間に吐き出されて死んじゃう今回限りのキャラだし.訳判らんな.今回の話はなんだか唐突というかとって付けたような感じで,シリーズ内でも浮いた印象がするな.話数合わせなんかなぁ? タコ役というか障害役を GPO ばかりに背負わせてると釣り合いが取れんというわけか? そのせいかどうか知らんけど,なんか絵も不調っぽいな.無重力船内の乱闘も慣性が無視されていてなんか変.

 やっぱアレかな. Christmas に「どうしてエドは死んじゃったの?」という問いを発せさせるためなのかな.エドの死はある意味事故死というか,直接 Kurau たちに非があるわけではない.追うものと追われるものという二元的な図式に,直接の利害関係がない第三者が介入して引き起こされたものだ. us と you に them が乗り込んできたようなものだ.そう言えば,今までは悪意のある第三者というポジションが欠けていたような気がする.出てきてたっけ?

 というわけで,今回はいささかノリ切れんかった.海賊船の爆発後,ピアノ・ソロ,スロー・テンポ版の "Moonlight" が流れる中,蒼い地球をバックに抱き合う裸身の Kurau と Christmas という "Gilgamesh" 的な引きは佳かったけど,時間が短すぎていつもの緊縛力がなく,感興を引き起こすほどもない.あと, ED 前のキャプションが "to be continued" から "you are my guardian" になってるのに気付いたけど.

 次回から放送日が水曜日に移動.次は 10 月 6 日だって.サントラ発売日と同じだ (笑).

 おお,勝木ゆかりさんの サントラ,いよいよ 10 月 6 日発売か.くくく.明記されてないけど OP と ED は TV サイズなんだろうな.挿入歌は 2 曲 (ED シングルに入ってる以外に 1 曲) 入ってるらしい.\3,045(税込) / 品番:VICL-61475.『忘却』と違って絵がなくても成立するので,個人的には今注目度 No. 1.

  CM でいきなり島本キャラが出てくる『茜マニアクス』「第一章 〜城二 白陵に立つ〜」って,なんだよ (笑). とも が言ってたのはコレか? でもアレだ,顎が細くて涼宮茜には見えん (笑).

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